sunny side studioでは何ができるの?どんなお店なの?その2
前回のブログのサニーサイドスタジオをどんなとこにしたいか、みたいなお話の続き。
どれもこれも頭の中の妄想につき、そのつもりでお付き合い下さいませ。
どんなお店?
金属と木材を材料とする店舗什器や家具を製造、販売します。また自宅や店舗に簡単に取り付けることのできるパーツや半製品も取り扱います。
その他、DIY ショップとしてモノづくりを始めたい方へのアドバイスや材料、場所の提供を行います。
家具屋+DIYショップ
サニーサイドスタジオが通常の家具屋や工務店と違うのは鉄のDIY ショップだということです。つまりお客さんが自分で金属や木材を選んだり、溶接をすることもできます。もちろん機械や道具はレンタルすることができ、はじめての方には丁寧にレクチャーさせて頂きます。
この家具屋+DIYショップという2つの機能が合わさると、例えば自分の店を開業する際に什器を自分で作ることができたり、部屋に合わせた家具へサイズのリメイクすることもできます。
一から全て自分で作ろうとすると工具が沢山必要だったり、広い場所が必要です。自身のこだわりのお店やお部屋、また大切な人への贈り物を作ったり、気の合う仲間と一緒にモノづくりを楽しんだりと色々な活用の仕方があります。
プロ仕様の機械や、溶接機を使ってワンランク上のDIY を楽しんで貰えるお店にしていきたいです。
その他にも店舗の工事に施主の方が参加するのも面白いかもしれませんね。全て自分でするのは、時間や体力的に大変なので、自分がこだわりたい部分だけでも参加する事で予算を削減することもできますし、自分が参加した内装は愛着も倍増するのではないでしょうか。
他にどんな事を考えているの?
そしてもう一つ。サニーサイドスタジオは溶接を仕事とする人を増やしたいという目標があります。
これは事業計画書において一番面積を割いた部分です。町工場の暗いイメージが先行してしまい、積極的に溶接を仕事にしようという若者はとても少ないです。溶接工として入社した若者に話を聞くと、「他に働く所が無い」「親に手に職をつけろと言われたので仕方なく」という返答が多く、消極的に溶接の道に入る印象あります。でも技術を磨いてステップアップすれば高い収入が見込める仕事であり、将来性もまだまだある技術です。DIYとしての溶接が認知されるようになればそれをきっかけにして溶接を仕事にする人も増え、業界の人手不足も解消されるという期待もあります。
まとめ
・木材と金属の家具什器、パーツを製造販売する。
・溶接と金属の魅力を紹介し、DIYとして楽しんでもらう。
・仕事や趣味で溶接に取り組む人を増やす。
なぜ溶接のDIYなの?
溶接は3kと呼ばれる仕事で、夏は暑いし、火傷の危険もあり、若い人はやりたがりません。ただ最近は仕事としてではなく、新しいDIY として認知されてきています。
でも、機械の設置や技術習得のハードルが高かったり、機械の選び方がわからず始めの一歩につまずいてしまう。せっかく興味を持つ人が増えてきているのにこのまま一過性のブームで終わって欲しくないという想いがあります。
その先はどうするの?
開業後は楽しく溶接を体験できる場としてだけでなく、希望者にはJIS溶接技能資格の取得講座を開設し、職業として溶接に興味のある人へもPRできるハイレベルなDIYショップにしたいと思っています。
とここまで現在の僕の妄想でした。
これから少しづつ進めていく中で、少しづつ変化していく部分もあると思いますが、今ベストだと思う事をどんどん取り入れ挑戦していきたいと思います。
サニーサイドスタジオの近所をドローイングで描いてもらいました。