産廃処理へ行ってきました。
解体作業で出たゴミを捨てようと思って、泉南市の清掃組合に問い合わせたら「事業用のゴミは引き受けできません」との事。工務店などにお勤めの方には常識かもしれませんが、一般ゴミと産廃の違いを知りませんでした。。。解体で出る廃材は産業廃棄物になり、排出事業者が処理をしないといけません。ただ事業者が自前で処分する施設も能力も無いので、産廃業者に依頼するという流れになるようです。その依頼をする際に業者との委託契約が必要になります。また処分を依頼した産廃が最後まできちんと処理されたかを確認するマニフェストも必要。
これらは不法投棄やリサイクル等の絡みで必要な事ばかりのようで、家庭ゴミの感覚で気楽に考えていたことを反省。一般家庭から出るゴミの量と、解体現場から出るゴミの量を考えたらきちっと管理しないとエライことになりますよね。
色々調べてみると引き取りに来てくれる業者さんもいるようですが、費用が7万円から9万円と割高。ゴミを捨てるだけでこんな大金払うのかとビックリ。※トラック1台+運転手1人+交通費+概算の処分費用なので決して法外な価格ではない。
結局インターネットで調べた当日持ち込みができる業者さんを見つけて自分で搬入する事に。
料金は体積で算出され、混ざっているゴミの種類で分類分けがされ単価が決まります。なので積み木の要領で廃材をしっかり詰めて並べます。こうすると体積が小さくなって料金が下がるという算段です。
持ち込みの車列に並ぶと周りはダンプだらけ。軽トラは僕だけ…。
現場に入ってからは誘導員の指示に従って車を動かしたり契約書を作り(認印必須)に行ったり。はじめての事ばかりでバタバタ。初心者丸出しでしたが向こうは慣れていない人間の相手をするのは慣れているのか、テキパキ指示を出してくれます。所定の場所に移動したら大きなユンボが直接荷台から廃材をむしり取っていきました。軽トラ内は震度5くらい揺れてましたが…一瞬で終了。最後に計量をしてお終いです。
モノづくりをすると廃棄物は必ず出るので、今後しっかり覚えておこうと思います。ちなみに料金は引き取りの場合と比べ3分の1程度で済みました。ただ不安定な廃材を積んで走行中に落とすリスクを考えると引き取りに来てもらう方が良いのかもしれません。今回は少量だったこともあり自分で搬入しましたが、場合によっては引き取り依頼にします。無理は禁物。
面白い記事ではありませんが、ざっくりとした覚書として書きました。
知らない事やはじめての事は今後も覚書を残しておこうと思います。