sunny side studioのブログ

大阪府泉南市のwelding&iron products(溶接DIYとアイアン製品)工房兼ショップです。

sunny side studio では何ができるの?どんなお店なの?

 

サニーサイドは現在9月正式オープンの予定で店舗兼工房のセルフリノベーションを進めています。

内容は先月から開業前の様子をブログやインスタで公開してますが、どういうお店なのか、どんなことができるのか等、開業後の事はあまり説明できていません。

これは決して何も決まっていない訳ではなく、公言してから色々問題が出て言った事ができなくなったらどうしようとか、計画倒れになったら格好悪いなとか、そんなことを考えてしまい説明できていないんです。

実際、開業前に作成した事業計画書には事業のコンセプトや、事業内容はみっちり記載しており、決して無計画で進めている訳ではありません。

それでもやっぱり完成した完璧な姿を見せる方が格好良いだろうな、とか、理想や想いを語っても実現できなかったら恥ずかしいなとか、応援してくれている方をがっかりさせてしまうんじゃないかとか色々考えてしまいます。

 

でもサニーサイドはただの格好良いお店ではなく、人が集まりモノづくりができる場所です。

 

そんなお店ならお店づくりの途中経過も公開して一緒に作り上げていく方が楽しんで貰えるに違いない。成長する姿を少しずつ見せていけば、計画倒れになっても次に期待してもらえるに違いない!と少しづつ思えるようになってきました。

カッコイイお店は都会に行けば沢山ありますが、店づくりから一緒に共有して、楽しんで貰えるお店はなかなか無いと思います。

 

このブログも「サニーサイドスタジオのブログ」ではなく「サニーサイドスタジオができるまで」 としたのも、この途中経過や僕自身が考えている事を発信したかったからです。

お店がオープンしてからは不特定多数の方へ正確な情報をしかるべきタイミングで発信しないといけませんが、このブログは「できるまで」なので、完成するまでの紆余曲折や頭の中の不確定な内容を、ありのあまま発信したいと思います。

ですので考えている事や、進めてる事が途中で変わったりする事も沢山ありますが、それらを含めてサニーサイドスタジオだと捉えて頂き、温かく見守って頂けると有り難いです。

 

東京の神保町で「未来食堂」を営んでいる小林せかいさんはブログの中でこのように書いています。

 「大事なことは、完成していなくても、始めることなんだ」

契約日初日から看板を立てる理由 - 未来食堂日記(飲食店開業日記)

 

 まさに今のサニーサイドスタジオの状況ですね。

 

何も完成していませんが、サニーサイドスタジオは既に始まり、そして全力で進めています。

 

 

今後もどうかお付き合い下さいませ。

 

長くなりましたので続きは次回のブログ記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産廃処理へ行ってきました。

https://www.instagram.com/p/BWXoUiolaj5/

6日間連続作業だったので休息日を挟んでの解体作業7日目。殆ど撤去していたので、軽トラに積んで産廃業者のところへ直接搬入してきました。鉄のボックスが格好良いですねw#ゴミ捨て#軽トラ#働くクルマ #サニー号大活躍

 

解体作業で出たゴミを捨てようと思って、泉南市の清掃組合に問い合わせたら「事業用のゴミは引き受けできません」との事。工務店などにお勤めの方には常識かもしれませんが、一般ゴミと産廃の違いを知りませんでした。。。解体で出る廃材は産業廃棄物になり、排出事業者が処理をしないといけません。ただ事業者が自前で処分する施設も能力も無いので、産廃業者に依頼するという流れになるようです。その依頼をする際に業者との委託契約が必要になります。また処分を依頼した産廃が最後まできちんと処理されたかを確認するマニフェストも必要。

 

産業廃棄物とマニフェストの流れ

 

これらは不法投棄やリサイクル等の絡みで必要な事ばかりのようで、家庭ゴミの感覚で気楽に考えていたことを反省。一般家庭から出るゴミの量と、解体現場から出るゴミの量を考えたらきちっと管理しないとエライことになりますよね。

 

色々調べてみると引き取りに来てくれる業者さんもいるようですが、費用が7万円から9万円と割高。ゴミを捨てるだけでこんな大金払うのかとビックリ。※トラック1台+運転手1人+交通費+概算の処分費用なので決して法外な価格ではない。

結局インターネットで調べた当日持ち込みができる業者さんを見つけて自分で搬入する事に。

 

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料金は体積で算出され、混ざっているゴミの種類で分類分けがされ単価が決まります。なので積み木の要領で廃材をしっかり詰めて並べます。こうすると体積が小さくなって料金が下がるという算段です。

 

持ち込みの車列に並ぶと周りはダンプだらけ。軽トラは僕だけ…。

現場に入ってからは誘導員の指示に従って車を動かしたり契約書を作り(認印必須)に行ったり。はじめての事ばかりでバタバタ。初心者丸出しでしたが向こうは慣れていない人間の相手をするのは慣れているのか、テキパキ指示を出してくれます。所定の場所に移動したら大きなユンボが直接荷台から廃材をむしり取っていきました。軽トラ内は震度5くらい揺れてましたが…一瞬で終了。最後に計量をしてお終いです。

 

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モノづくりをすると廃棄物は必ず出るので、今後しっかり覚えておこうと思います。ちなみに料金は引き取りの場合と比べ3分の1程度で済みました。ただ不安定な廃材を積んで走行中に落とすリスクを考えると引き取りに来てもらう方が良いのかもしれません。今回は少量だったこともあり自分で搬入しましたが、場合によっては引き取り依頼にします。無理は禁物。

 

面白い記事ではありませんが、ざっくりとした覚書として書きました。

知らない事やはじめての事は今後も覚書を残しておこうと思います。

 

 

 

 

 

開業場所について

sunny side studioは大阪南部の泉南市という街にあります。

 

泉南市は海浜公園や海水浴場、朝市が行われる漁港もある、海と山に囲まれたのどかな街です。

沖合には関西新空港が見え、夏になると山でホタルが見れたりと、都会と田舎の良いとこ取りをしたような所です。(と、個人的には思っています)

 

泉南市を含む泉州地方は戦前紡績産業で栄え、今でも紡績工場やタオル工場が沢山あります。

sunny side studio が入る建物も数ヶ月前までは軍手工場でした。付近に町工場は少なく、決してモノづくりの盛んな土地ではありません。僕自身、溶接の仕事をするまでは溶接や鉄工は縁遠いものでした。だからこそこの場所でモノづくりをしてみたいという想いがあります。

sunny side studioで溶接やモノづくりを知って、自身の仕事にしたり、趣味や愉しみとして取り組む人が1人でも増えると嬉しいですね。

 

溶接をする場所というのは、ただでさえ薄暗くて怖いイメージ(鉄工所のイメージ)があるのではないでしょうか。だからこそ常に清潔にしておき、明るく開けた場所にしたい思っています。鉄工所にフラッと入る人はなかなかいませんが、何をしている所だろうと思って入ったら、実は溶接ができます。っていうのが理想です。モノづくりの楽しさや、沢山の汗をかく気持ち良さもあるので、是非多くの人に体験して欲しいです。

 

工房の場所は泉南市和歌山県岩出市を結ぶ幹線道路から一歩入った所にあります。和歌山から来ると風吹峠を抜けて10分程走った所。大阪市内から来る場合は関西空港を超えてもう10分程南下したところです。高速の降り口からも近いので、遠方の方も是非来てくださいねー。(正式オープンは9月ですが、毎日ゴソゴソやっているので興味のある方はどうぞお越しくださいw)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://www.instagram.com/p/BWNNe1flXaA/

解体作業6日目。真ん中の壁の撤去が完了しました。コンクリートアンカーは抜けないので切断。解体工事をすると工務店の仕事ぶりが良くわかり勉強になります。全般的に釘多めの太めでしっかり作っている印象でした。#サニーサイドスタジオ #泉南市 #DIY #リノベーション

 

 

7月1日開業と解体工事開始

今日から7月。朝から蒸し暑く夏らしい気候でした。

 

サニーサイドスタジオは9月の正式オープンを目指して準備を進めていますが、開業届の開業日は7月1日になっています。税務署に行って開業届を提出しに行ったら、あまり先の日付では受付できませんと言われたのであまり考えず7月の初日開業で提出してきました。

そのせいもあり夕方になるまで今日が開業日という事を忘れていました。

という事で、本日開業しましたがw、開業初日は解体作業初日でした。

https://www.instagram.com/p/BWADwm6FBNX/

本日は床のクロス剥がしでいい汗かきました。他に壁の要らない配線や備え付けの棚を分解、撤去。#泉南市#開業準備中#リノベーション#セルフリノべ#DIY#lasko#makitatools

 

 

前の借主が造作した床を撤去していきます。木造なので溶接をする場所には危険なのです。シートをめくり、材木を切断して壁の配線や要らない棚を分解撤去。フロアシートの接着剤が予想以上に強力でかなりの時間をくってしまいました。その為材木の撤去はまた明日へ持ち越し。

 

明日はインターネットの工事と床の解体作業の予定。

 

どてらい市へ溶接機を見に行って来ました。

昨日はインテックス大阪で開催された「どてらい市」へ行ってきました。

 

工作機械や工具の見本市なので周りはスーツや作業着のオジ様だらけ。その中をジーンズにサンダル、リュックサックという軽装でウロウロ。場違いな格好ながら見たかった工具や溶接機を触ったり、メーカーへ直接質問できたりと良い機会でした。

溶接機は熱心に実演してくれたダイヘンで決定。プロ用の溶接機としては安価な物なのですが、丁寧な説明からは自社製品に対する愛情がヒシヒシと伝わってきました。

 

他に切断機やベンダーなどを物色。

どの製品も製品自体が良いのは分かるのですが、色や形にデザイン性がほぼ無いのがちょっと残念。

 

こんな切断機。無いでしょうか。

車両デザイン:奥山清行デザインのヤンマートラクター「YT3」、グッドデザイン金賞に輝く - MONOist(モノイスト)

 

お世話になっている商社へ見積もりを依頼して帰宅。だんだんと見積もりの回答待ちが増えて来ました。今週中にはある程度目処が立つ予定。

 

やっぱり手で使う機械工具類は実際に触って決めるのが一番。

 

※ちなみに「どてらい」は和歌山の言葉で「すごい」らしいです。

 どてらい

 

週末はゆっくりと買い物へ

 土日は若干のんびり気味。

 

工房内で使う用具の買い出しに和泉市へ。

大型のサーキュレーター(実は前から気になっていた)や内装用のペンキ、掃除道具等を買い揃えました。(掃除道具ばかり増えている)

他にアンティークショップ等を巡り使えそうな物や面白そうなモノがないか見て回りました。

帰宅後はブログのデザインをいじってみたり、インスタと連携させてみたり。

デジタルは進化が早すぎてついて行けない事もあり苦手にしていますが、やっぱり便利なのでしっかつついて行かないと…と再認識。

 

来週には電気関係の見積もりが上がってくるので照明器具をどれにしようか悩んでいます。予算との兼ね合いはありますが薄暗い中での作業は作業性が落ちますし、気持ちも滅入ってしまいます。どこに予算を掛けるのか、どの部分は節約するのか、悩ましい日々は続きそうです。

 

明日は工業機械の見本市へ行きます。

 

 

 

https://www.instagram.com/p/BVv4s_alnTa/

梅雨の蒸し暑さ、吹き飛ばします。和泉市のアントリーさんにて格好いいサーキュレーター発見。made in USAの特大サイズ。#lasko#USA#ANTRY#アントリー#梅雨#蒸し暑い

 

通勤道と本日の活動

 

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毎日こんな風景の中通勤しています。

スタジオの近所は田んぼや畑があったりと自然が残っていて、窓を全開にしていると涼しい風が抜けてくれます。これからどんどん暑くなるので溶接がツラい季節ですが…。

 

本日は朝から銀行へ。地元密着の地方銀行なので業者さんを紹介してくれたり色々と相談に乗ってくれます。銀行の人曰く「銀行はお金を貸すだけじゃないんです」とのこと。

最初応接室に通されて、黒塗りのソファにビックリしました。そんなVIPではありません。

その後普通の会議室に移動。色々話して2時間程で帰宅。

 

昼からは電気屋さんと工事の打ち合わせ。こちらも地元密着型の業者さん。見積もり迅速、親切丁寧とはこういう事かと妙に納得。

電球一個から相談に乗ってくれるので地元のおじいちゃんおばあちゃんにとっては無くてはならない存在。人に喜ばれるサービス(商売)ってこういう事なのかとまたまた納得。

溶接機や電動工具を使用するのでコンセントの位置や照明の配線について相談。

 

打ち合わせ後はスタジオ内の掃除。

壁のホコリを雑巾で拭き拭き。1時間程で精神的にめげたので残りは明日にして終了。

今のところ始業時間と終業時間が自由なので、無理はしません。できません笑

 

来週から少しづつ解体作業に取りかかります。